新人介護士はメモを取ることが大切!

新人介護士として入社したら、たいていの職場では教育期間が設けられ、研修を受けます。その期間は施設によって様々ですが、一通りの仕事の流れは理解できるよう、考えて教育されます。新人教育が終わって実践になると同じ時期に入社しているのに仕事ができる人、できない人が出てきます。仕事ができないと言われる人の特徴の一つに、同じミスを繰り返すことが挙げられます。

仕事を始めたばかりのころはわからないことがあって当たり前なのですが、何度も同じことを質問したり、せっかく先輩方から教えてもらっているのにメモを取らないでいるとやる気がないと見られます。仕事は見て覚えろとよく言われますが、見てメモを取ることが大事なのです。仕事の流れをメモしておくとわからないことにすぐ気づくので、その場で質問することができます。質問し、わかったことはメモしておくと安心です。メモさえ取っておけば、仕事中「あれ、どうするのだったかな」という時でも慌てずに済みます。

先輩の教育中に、メモを取らずにボーッとしている新人は何人かいます。「今言ったこと、全部頭に入っているの?」と聞かれている新人も実際にいます。全てのことを頭の中にインプットすることはいくら記憶力が良い人でも無理です。メモを取り、わからないことは積極的に質問する新人は、仕事を覚えるのも早いですし、先輩たちからも信頼されています。メモは仕事のことばかり書くのではなく、利用者さんの状態を書き留めておく際にも役立ちますので、メモは必携です。